商標登録については、時代の変化によって、さまざまなマイナーチェンジが頻繁に起こっていることになりますから、やはり一番はその道のプロである弁理士に依頼をして交渉などをしてもらうことが、商標登録をする場合の一番の近道と言えるでしょう。
著名商標とは？
その1つを紹介すると著名商標の扱いの変更といったものです。
著名商標というのは、簡単にいえば周知程度の高い商標をそう呼んでいます。
需要者の間で広く認知されている商標になります。
この著名商標はこれまでは同じか類似しているものは使えないというルールが定められていました。
しかしながら著名商標の一部でも含んでしまっている商標すらもネーミングに使うことが出来ないというルールが設定されました。
経済の流通に支障をきたすものというルールと反しているような気もしますが、こういったように変更されてしまったので、このルールを守っていく必要があります。
著名商標の中でも有名なものとしてはアメリカのタイムインコーポレイテッドが商標を持っている「ライフ」という商標です。
前述の変更によって、商標のどの区分の中でも、ライフというネーミングは使えなくなりました。
それに加えて、例えばライフプランといった商標や、ゆとりライフといったような類の商標も原則的には商標登録をすることが出来ないということになったのです。
この著名商標にどのようなものがあるのかを把握していないと、コストを掛けてせっかく商標登録の一歩前までの段階までいっても結局登録出来ずに終わってしまうといった憂き目に遭ってしまうことにもなりかねません。
そこで著名商標はどのようなものがあるのかのリサーチになりますが、特許庁のホームページを訪れれば、700件以上もの著名商標が掲載されていますから、使えるものであるのかどうかを把握することが可能です。
原則としては、一部でもネーミングとして商標として使うことが出来ないわけですから、しっかりと覚えておきたい所ですね。
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